背水之陣(はいすいのじん)

この四字熟語の意味は
失敗したら再起不能という一歩も後にひけない状態に身を置いて
決死の覚悟で事に当たること。

一歩もひけないような絶体絶命の状況の中で
全力を尽くすことのたとえ。


このような意味があるわけですが
実は以前、親しくしていた友人にアメリカに来ないか?
このように誘われた事がありました。

その出来事は今から20年ほど前になりますが
アメリカでカースタントの修行が出来るかもしれないというものでした。

西部警察ではありませんが確かに今の日本には私が求めているものがありません。

その当時、私が求めていたものは既に日本ではなく海外でした。


ですが丁度その時に友人の一人が色々と悩み事を抱えていたので
放っておく事が出来ず、渡米の話はお断りしました。

友人を放っておいてまで自分の夢を優先する事が私にはどうしても出来ませんでした。

カースタントの修行をするチャンスと言えばチャンスだったと思いますが
その時に友人を優先して良かったと思っています。

後悔はしていません。
夢と同じくらいに友人も大切な存在です。


彼は私のカースタントに対する情熱、熱意には理解を示す一方で
私には職人魂とかそのようなものが人一倍あると言って
命を投げ出してまでもスタントをやり遂げるだろうから
プロにならなくて良かったと言っていました。

普段は大人しく交通ルールを守ってドライブしていますが
カーアクションが好きでたまりません。

別に有名になりたいわけでもなく
ほんの少しでもスタントの夢が叶えられればそれだけで良かった・・・

ですが大切な人を心配させてまで夢を叶える気はありません。

カースタントの世界では紛れもなく私は・・・
背水之陣かもしれません。